インフルエンザ

寒い日が続いております。皆さん体調崩されていないでしょうか。
今回は全国的に流行しているインフルエンザについてお届けします。

☆「風邪」と「インフルエンザ」の違い

*インフルエンザの感染力感染力が強い

一般的な「風邪」は接触感染と言って、
ウイルスが付着したものを手で触り、
その手で口や鼻を触る事で感染するのが
主な感染経路です。

一方、「インフルエンザ」は接触感染以外にも、
ウイルスが空気中を漂い、口や鼻に入り込んで感染します。
(空気感染・飛沫感染)

また、インフルエンザの潜伏期間は2~3日なのですが、
まだ症状が発症していない状態でも、感染力があります。

つまり、症状が発症した時には、
それまでに接触した人も感染してしまっている可能性があります。

そのため、インフルエンザはあっという間に流行してしまいます。

*インフルエンザの高熱40度近い高熱

一般的な「風邪」は
くしゃみや鼻水、喉の痛み、若干の発熱など、
鼻や喉の粘膜の異常による症状が主体です。

それに対し、インフルエンザは40度近い高熱や極度の全身倦怠感、
食欲不振、筋肉痛や関節痛など、全身的な症状が主体です。

*重症化しやすい

一般的な「風邪」が流行しても、死亡する人はめったにいません。

でも、インフルエンザに感染すると
気管支炎や肺炎、脳炎などを併発する事が多く、
子供や高齢者の死亡率が普段より高くなります。

また、新型インフルエンザの場合は、若年層でも死亡率が高くなります。

☆インフルエンザにかかったら

インフルエンザにかかったらインフルエンザの場合、風邪薬は全く効きません。

また、熱が高いからと言って、
すぐに解熱剤を飲むのも良くありません。
(ウイルスを抑えるために発熱しているので、
むやみに熱を下げると逆効果になってしまいます。)

早めに医療機関を受診をして、的確な治療をしてください。

インフルエンザが完治するまでには、発症から1週間ほどかかります。

身体からインフルエンザウイルスが完全に無くなるまで、
安静にして、外出しない事が大切です。

インフルエンザウィルスが身体に残っていると、他人にうつしてしまう事になります。
自分の身体を守るためだけでなく、周りの人にうつさない事も重要です。


* 免疫力強化

インフルエンザの予防には、免疫力を高めるのが一番です。

◆免疫力を高める食材

免疫力を高める食材の代表格がキノコ類。
特にシイタケはβグルカンが豊富に含まれているので、免疫力強化には最適。

また、納豆、ナメコ、オクラ、モロヘイヤなどのネバネバ食品も免疫力強化の作用があるそうです。

◆充分な睡眠

寝不足は免疫力を著しく損ないます。

◆適度な運動

代謝を促進させて、血流やリンパの流れが良くなります。

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