要介護認定で「要支援」「要介護」と判定をされたら、ケアマネジャーにケアプランを作成してもらいます。ケアマネジャーは介護のスペシャリストで、介護生活の頼れるパートナーになってくれる人です。ケアマネージャーは主に居宅介護支援事業所に所属しています。充実した介護サービスを受けるために重要な役割を担う存在ですし、家の事情などを知ってもらうことにもなるので、誠実な人柄かどうかがとても重要な職種です。
もちろん人と人ですから、相性も大事ですよね。居宅介護支援事業所によっては、「男性のケアマネさんがいい!」「女性のケアマネさんがいい!」などの要望に応えてくれるところもありますし、相性の良さそうなケアマネさんを紹介してくれる場合もあります。
ちなみに担当になってくれたケアマネさんに対して「ちょっとこの人とは合わないなあ」と感じたら、変更することも可能なので、そういう場合は
居宅介護支援事業所に相談してみてくださいね。
担当してくれるケアマネージャーが決まったら、いよいよ介護サービスを受けるための計画書「ケアプラン」の作成がはじまります。ケアプランというのは1ヶ月の介護スケジュールです。このスケジュールに沿って、様々な介護サービスを受けることになります。例えば今よりもっとデイサービスの利用回数を増やしたい・・・などと思った場合、まずはこのケアプランを見直すことになります。
ケアプランは本人、家族、ケアマネジャーなどと協議のうえで作成していきます。忘れてはいけないのが「本人ができることは本人で」という考え方。過剰な介護計画によって自立を妨げないよう、気をつけていただきたいです。また、本人や家族が望む介護の方向性があれば、何でも遠慮せずに担当のケアマネジャーに伝えてくださいね。
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