介護用語集「た」

体圧分散

寝たきりの高齢者など、自分の力で寝返りがうてない人のために、横になったときの体重を分散して体全体で受け止めるようにすることです。

第1号被保険者

国民年金では20歳以上60歳未満の自営業者、農林漁業者、学生などを指します。介護保険では市町村の区域内に住所のある65歳以上の人です。

体位変換

自力で寝返りができない人の体位を定期的に変えることです。

第2号被保険者

国民年金では厚生年金の加入者や共済年金の組合員などのことをいいます。介護保険では市町村の区域内に住所のある40歳以上65歳未満の医療保険加入者のことです。

ターミナルケア

終末期にある患者への医療や介護のことで、身体的や精神的な苦痛を除き、残された人生を尊厳を持って過ごせるように援助をすることです。

短期入所生活介護

介護保険の居宅サービスのひとつで、特別養護老人ホームなどに短期間入所して、入浴や排泄、食事などの世話や訓練などのサービスを受けることです。

地域包括支援センター

地域住民の保健医療の向上や福祉増進を包括的に支援する機関。介護に関する様々な相談を受け付けてくれます。

地域密着型介護サービス

地元で利用できるように設置された介護サービスのことで、下記の6種類のサービスがあります。
1.認知症対応型通所介護
2.認知症対応型共同生活介護
3.小規模多機能型居宅介護
4.認知症対応型共同生活介護
5.夜間対応型訪問介護
6.地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護

地域密着型介護予防サービス

地元で利用できるように設置された介護予防のためのサービスで、下記の3種類があります。
1.介護予防認知症対応型共同介護
2.介護予防小規模多機能型居宅介護
3.介護予防認知症対応型通所介護

チームケア

医療や福祉のスタッフがそれぞれの知識や技能を生かして連携し、チームとして全人的ケアを提供することです。

中心静脈栄養法

大静脈にカテーテルを挿入して高カロリー輸液を行うもの。略称はIVHといいます。

通所介護

一般的にはデイサービスと言われます。デイサービスセンターに通所して、入浴や排泄、食事などの介護を受けたり、 機能訓練などを受けたりできます。

通所リハビリテーション

介護保険の居宅サービスのひとつで、心身機能の維持回復や、日常生活の自立のため、介護老人保険施設や病院などに通い、リハビリテーションを受けることをいいます。デイケアともいいます。

杖歩行

杖を用いて歩くこと。

デイケア

介護保険の居宅サービスのひとつで、心身機能の維持回復や、日常生活の自立のため、介護老人保険施設や病院などに通い、リハビリテーションを受けることです。

デイサービス

デイサービスセンターに通所して、入浴や排泄、食事などの介護を受けたり、機能訓練などを受けたりできます。

手すり

身体機能の低下した高齢者などが移動を容易にするため、廊下や階段、トイレ、浴室などに設置する支持棒のことです。工事を伴わない据え置き型の手すりもあります。

電動車いす

電動モーターによって車輪を動かす車いすのこと。

特定施設

介護保険制度における施設の一種です。有料老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などが申請をすることで特定施設の指定を受けられます。

特定疾病

介護保険で40歳以上65歳未満の第2号被保険者が保険給付を受けるための要件になっている16の疾病のことです。
1.筋萎縮性側索硬化症
2.後縦靭帯骨化症
3.骨折を伴う骨粗鬆症
4.多系統萎縮症
5.初老期における認知症
6.早老症
7.脊髄小脳変性症
8.脊髄管狭窄症
9.糖尿病性神経障害・糖尿病性腎症・糖尿病性網膜症
10.脳血管疾患
11.関節リウマチ
12.パーキンソン病関連疾患
13.閉塞性動脈硬化症
14.慢性閉塞性肺疾患
15.両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
16.がん末期

特別養護老人ホーム

老人福祉法に基づく老人福祉施設のひとつ。介護サービスの提供や日常生活の援助、レクリエーションやリハビリテーションを行います。特養という略称でも呼ばれます。

閉じこもり

高齢者などが外出する機会がなくなり、外出することが週に1回未満である状態をいいます。

とろみ食

液体が気管に流れ込むのを防ぐために、液体に粘張をもたせた料理のことです。

介護の相談・お問い合わせ

タップすると電話がかけられます

tel.0120-294-783

(受付時間 9:00~18:00)

メールフォームはこちら