地域で支える、福祉の連携

地域包括ケアシステムとは、厚労省が団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途にシステム構築を推奨しているものです。

高齢者になっても生きがいを持って暮らしたい。医療や介護が必要になっても、可能な限り住み慣れた家や地域で暮らし続けたい。

このような皆さんの願いを実現するため、日常生活の支援から介護や医療などのサービスを一体的に提供する仕組みが「地域包括ケアシステム」です。

地域包括ケアシステムは、行政だけでなく、地域包括支援センター(いきいきセンター)、介護・医療・福祉の関係者、地域住民(民生委員・自治会・生活支援サポーターなどのボランティア)、NPOなど地域の力を結集し、高齢者の日常生活を支えていく仕組みです。

家族や自分自身が介護が必要な状態になった場合は、抱え込まず、介護・医療・福祉の関係者などに相談するようにしましょう。

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夏の思い出・夏の終わり

この夏 日本は酷暑でした・・が、ほんの少しづつ秋の気配が 漂ってきたようにも思われます。先の リオ五輪では日本人として 感動と勇気をいただき、インタビューや裏話では、涙した方も多かったのではないでしょうか。

ゆふの院デイサービスでは、午前中の体操の時間「この夏の思い出は?」と たずねてみましたところ・・・
皆さん「???ない。」      え~っ?! そうなんですね(汗)
昔の記憶や出来事が 強烈すぎて、大変すぎて、私どもには計り知れませんが 今こうして 日々を穏やかに過ごせることが、倖せなことと信じていきます。

ところで、夏の終わりの25日、この日のお昼は、鹿児島産‘鰻’を白いごはんにのせていただき、午後は〝院デイリンピック〟と称して 運動会を開催致しました。

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紅白に分かれて、マイうちわお手玉送り・玉入れ・輪投げ・ドーナツ食い競争など、シンプルな競技ですけど ふだん見られない表情や、集中力で、ゆふの院の職員~ご利用者みなさんまで いい汗をかかれていました(笑)

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忘れてしまわれることかもしれませんが、少しでも「楽しかった」「面白かった」「美味しかった」と思ってくださるよう、これからも なにか企画させてください。

そして、4年後、元気で東京オリンピック観ましょうね・・・と合言葉を交わしながら、この夏が終わります。

ありがとうございました。

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お誕生日会によせて

ゆふの院のお誕生会・・・縁あって、この建物の中で 文字どおり 同じ釜の飯を共にされている方々が、この日は 夕食時間に合わせて、デイルームに一斉に集います。

全員で お祝膳をいただき、ボランティアさんのショーなどを ご覧になりながら・・今月8月は、お二人の お誕生者様をお祝いさせていただきました。

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この日 主役のKさん・Yさんは、共通して自分に厳しく、何事にもまっしぐらな御性格のようです。いつも様々なことを 学ばせていただいています。 このゆふの院で お逢いできたことに、改めて感謝します。 大正ー昭和ー平成ーを 真面目に、今も尚 前向きに笑顔で、泣き言は言わないお姿に、本当に頭が下がります。

大変おこがましいですが、この出会いを大切に 心から一期一会の精神をもって お祝いさせていただきます。
これからも、一日一日をお健やかに過ごされますよう・・・
そして、そのステキな笑顔を いつまでも見せてください。

今年平成28年の・・お誕生日をお迎えられた皆様 おめでとうございました。

ゆふの院職員一同

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『平成の・・28年8月』

あるご利用者様から、「ここ(ゆふの院)は、吾々の家だから、お盆に提灯を吊り下げてはどうだろう・・・」と提案がありました。

これまでには、住人が入れ替わることもありましたし、ここで逝去された方も もちろんおられます。本当に、御霊がちょっと寄ってくださるかもしれませんし、なにより、ご利用者様自身がここを我が家と思ってくださっていることが とてもうれしく感じられました。

先の戦争のことを伺うと、大抵男性の〝戦地〟へ話が向いていきがちですが、今年は、歌の時間♪長崎の鐘を唄われて 女性陣が涙したのをきっかけに、何度も何度も唄ったり、思い出を話される場面が多くみられました。

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その後の高度成長期に はじめてパーマをかけて親に叱られた・・とか、東京オリンピック・リオ五輪・天皇の話題・・・などなど、毎日が笑いあり涙ありの ゆふの院デイサービスです。

私どもスタッフは、昔ながらの様々な歌も話題にして、歌詞の意味や情景、鎮魂への思い迄も学ばせて頂いています。今 知らなければ 唄いつなげられないことを色々教えて頂いているんです。これからもよろしくおねがいします。

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日本にうまれてきて本当によかった!と、私だけでしょうか・・このごろよく思います・・・まだまだ 残暑厳しい毎日ですが、水分!栄養!睡眠! ちゃんととって下さいね、お願いです。

ありがとうございました

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暑い時期に注意したい「脳梗塞」

脳梗塞とは、血栓(血の塊)が脳の血管をふさいで血流を遮断し、脳の神経細胞が死んでしまう病気です。命が助かっても麻痺などの後遺症が残ってしまい、介護が必要となる場合も少なくありません。
脳梗塞は冬に起こると思われがちですが、一年の中で夏(6〜8月)の発症が最も多いことが分かっています。

脳梗塞の症状例

  • 突然、片方の手足がしびれ、力が抜ける。
  • 物が二重に見える。
  • 舌がもつれ、言葉が出ない。
  • めまいがしてまっすぐに歩けない。

などがあります。

症状が一時的に消えても、油断は禁物です。小さな血栓が脳の血管に詰まって起きる一過性脳虚血発作は、血栓が流れると症状が治まります。しかし、これを見逃し放置すると、小さな血栓のあとには、大きな血栓が控えていることがあり、脳梗塞を発症し、最悪死亡する場合もあります。

脳梗塞のチェック方法(FAST)

  • F(フェイス)
    笑った顔の片側が引きつっていないか確認。
  • A(アーム)
    両腕がきちんと上がっているか確認。脳梗塞の場合はどちらかが下がる。
  • S(スピーチ)
    いつもと同じように会話ができているか、ろれつが回っているか確認。
  • T(タイム)
    F・A・Sの3つのうち、どれかに異常があれば、すぐ119番通報する。脳梗塞は発症から治療までの時間(タイム)が勝負。

脳梗塞は怖い病気ですが、ほとんどの場合、予防できます。夏の暑い時期は、こまめに水分補給をしましょう。また、普段の生活習慣の改善(禁煙、バランスの良い食事、適度な運動)を心がけましょう。imgres

とっくに・・ 『夏は来ぬ』

7月の中旬、いつの間にか梅雨が明け、子供達は夏休みの真っただ中です。

近頃は、外出の警報が出ているくらいの暑さですから、エアコンは、もったいないと思わず むしろ適温で一日中、ゆる~くつけっぱなしもOKだそうです。お互いに 皆様で気をつけあっていきましょう。

ここ ゆふの院では、午前中は主に体操で心地よい汗を流し、水分補給をします。参加してくださる方々も増えてきていますよ。

ゆふの院デイサービスでの活動、レクリェーションは、午後に お一人おひとりに合わせて、できる所をできる範囲で、お手伝いもしていただきます。

P1020290アートで、夜空にさく 花火を描いてみたり、

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7月の書  の後は 昔の思い出話に花を咲かせてみたり、

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お洒落で涼しげな 苔玉作りにも挑戦してみました。

タオルたたみや、コップお膳拭きまでも お任せしています。

昔から 一生懸命働いてこられた方々ばかりですから、じっとしていることが 苦痛? 申し訳なく思われるのでしょう・・・。「自分のためだからね」「これくらいしないとね、させてね」などの言い方に、本当に 日々感謝です。

私達も 体調の変化に気づいてあげられる 洞察力と対応を身につけていく努力をしていきます。お元気で お過ごしくださいね。

これからも宜しく お願い致します。

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★キラキラまつり★★

本日 22日は大暑・・・これから立秋の8月7日までの数日間が、最も厳しい暑さということになります。・・ということで、昨日 ゆふの院デイサービスでは 暑気払い「キラキラまつり」を開催させていただきました。

オカリナ演奏+手話で♪見上げてごらん夜の星を♪を、ご利用者としっとりと唄い、次に職員全員 大漁旗をフリフリの♪ソーラン節♪のパフォーマンスです。

事前の音合わせも リハーサルも みなさんの前で行って、バレバレだったのにもかかわらず、本番はやはりピリッとした中、笑顔やかけ声、拍手いっぱい浴びて・・アンコールにも応じてしまいました(笑)

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全員ヘトヘトでしたけど、「すごいねぇ、いつ練習したと?」「元気がでました」「よかったよ~」などなど、なにより嬉しいお言葉もいただきました。こちらこそ 有難うございます。。。日々の介護支援も、こんな一言でまたやる気がでるもんです(汗)

そして、ロト3で運だめし。早く2列揃った方々から、景品は選び放題よっと。マイ・ジュースをゲットして、これからも水分補給に勤しんでくださいね★

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すいか割りは、ちょっと色あせた所あり、タヌキの爪跡残る、安価だけど 大きな甘い西瓜が目の前に!!!Aさんが手を揚げて 一発でカッパーンと割れ目を入れてくださいましたあ★
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皆さんが、美味しくガブついたところで・・・最後は、ラジオ体操・博多弁バージョンを本当に全員で楽しんだ真夏の一日でした★

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熱中症は、ここ高齢者施設で やはり身近にしのび寄ってきています。。。心地よい運動や、お食事・・以外の、せめて1リットル以上の水分補給は 大変ですけど、是非!飲める身体になってください。よろしくお願いします。

それでは皆々様、どうかお元気でいてください。

ありがとうございました★★★

 

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夏バテによる衰弱から守ろう!

もうすぐ暑い暑い☀夏がやってきます。

高齢者にとって、夏は何もしなくても体力を消耗する危険な季節です。

夏に体調を崩し、そのまま衰弱してしまう恐れがあります。

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*脱水予防が最重要

体温調節機能が衰え、暑さを感じにくい高齢者は、知らず知らずのうちに体から水分が失われています。

トイレが近くなるのを嫌がり、日ごろから水分摂取を控えている高齢者は、脱水症状の危険があります。小まめに水分を摂取すると血液の循環も良くなり、新陳代謝も活発になります。

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*胃腸に優しく

夏の食欲不振が、衰弱のきっかけになる場合もあります。一度に多量の水分を飲むと胃酸が薄まって胃腸の働きが悪くなります。常温の水分を、少しずつ小分けにして飲んでください。

食べやすく消化に良いものを、数回に分けて食べましょう。

 

*暑さ対策

「節々が痛む」「冷房は体に悪い」と、冷房の使用を拒む高齢者もいますが、冷房を嫌がり、就寝中に熱中症で死亡する高齢者は後を絶ちません

熱中症により体の機能が著しく低下し、そのまま寝たきりになる可能性もあります。足元や肘、膝は靴下やサポーターで保温し、冷房は使うようにしましょう。

特に就寝中は、体調の異変に気づきにくいので要注意です。直射日光が射す部屋は室温が上昇し、夜になっても熱がこもります。

日光に当たり続けていると、それだけで疲労することもあります。すだれや遮光カーテンで直射日光を遮り、過ごしやすい環境を作ってください。

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 暑さを避け、水分と栄養の補給で、高齢者を夏バテによる衰弱から守りましょう。

『夏の準備はじめました』

梅雨の真っただ中、雷や豪雨にみまわれている地域も多く 先日の警報は、大野城市が真っ先に出されました。 その日私自身も、那珂川放水サインが、夕刻に鳴り響いたのを聞き 何事かと、恐怖さえおぼえました。

どうか、皆様の周辺での被害なども ありませんように願うばかりです。

ところで、ゆふの院デイサービスでの夏の準備、6月中のレクリエーションからの作品をご紹介させていただきます。

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屋上では、「ゆふの楽園」の作物が 元気に育ちますように・・・カラスに先に食べられませんように・・・網が突風に飛ばされませんように・・・願いながら 日々頑張っています!!

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私達自身も 皆様も 暑い夏に向けて、健やかな日常が送れたらと・・・短冊に願いを込めて★★★よろしくお願いします。

 

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梅雨の食中毒予防!

ジメジメとした梅雨の時期ですね。食中毒菌の栄養になる「湿気」など、細菌が繁殖しやすい条件が揃っているので注意が必要です。食中毒予防の3原則を理解して、予防に努めましょう!
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食中毒予防の3原則は、食中毒の原因を

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この3つです。

【つけない】

手にはたくさんの雑菌がついています。食中毒の原因になる菌やウイルスを食べ物につけないように、必ず手を洗うことです!手のシワ、指の間、手首までしっかり洗いましょう!

・調理を始める前
・生の肉や魚、卵などを取り扱う前後
・赤ちゃんのいるご家庭は、おむつを交換したり、動物に触れたりした後など
・食卓につく前

そして、まな板の管理にも充分に気をつけましょう。加熱しないで食べるものを先に取り扱うのも1つの方法です。使用の 都度、きれいに洗い、できれば殺菌しましょう。また、食品の保管の際は、他の食品に付いた細菌が付着しないよう、密封容器に入れたり、ラップをかけたりしましょう。

【増やさない】

細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になります。そして、10℃以下では増殖がゆっくりになり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存しましょう。

肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。なお、冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖しますので、冷蔵庫を過信せず、早めに食べきりましょう。

【やっつける】

ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅しますので、特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。

ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも細菌やウイルスが付着します。特に肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌しましょう!
梅雨の時期は、自分の経験や勘を過信せずに!また、臭いなどで判断せずに、十分注意しましょう!